先月の台風9号で雨漏りが発生したとの報告を受けておりましたので
本日やっと現調に行くことが出来ました。(遅くなりスミマセン)
法人様の建物は広く、目視するだけでも大変ですので、
今回もドローンにて点検させていただきました。

強風による被害(風災)は、風当たりの強さと建物の老朽度によるものが大部分です。
風当たりとは単なる風速ではなく、風の通り抜ける道筋に面するかどうかで決まります。
工場・倉庫では海沿いや川沿い、山沿いの他、田畑などの平坦地に建つ場合が多いので
要因が重なるとより被害が強くなります。
老朽度というのは、外装材が劣化し脆弱化してしまい、ちょっとの衝撃でも破損してしまう状況にあることです。
手入れをしない結果、材料の本来持つ強度を失ってしまったり、接合部分が乖離してしまった場合です。
結果
大型屋根に常用されていた波板の場合、築数十年以上経つ建物なので、
剥落している箇所が少なからずありました。
飛来物がぶつかったり、屋根材を止めているビスが外れたり、波板がめくれてしまった結果、
雨漏りとなってしまったのでしょう。
まだまだ不安定な天候ですので、
何とか早めに対策を考え、ご提案したいと思います。