相変わらず撮影依頼の多いドローン。
今回はそんなドローンのアップデートで一番お薦めな方法をお伝えします。
まず現在の最新バージョンは
Phantom 3 Professional Firmware v1.9.6
なので次の手順で始めてみて下さい。
1) 現在のバージョンを調べる。
アップデートが必要かどうか?
2) MicroSDカードとUSBメモリ(またはMicroSD⇒USBアダプター)を用意します。
FAT32またはeFATでフォーマットされたもので、100MB以上の空き容量があるもの。
3) DJIのサイトから最新のファームウェアをダウンロードします。(ZIP圧縮ファイル)
http://www.dji.com/product/phantom-3/download
4) ダウンロードしたZIPファイルを展開します。
5) *.binファイルのみ、MicroSDカードとUSBメモリ(USBアダプター使用時は不要)とにコピーします。
注意) 必ずルートディレクトリー(ドライブ直下)にコピーします。
≪機体のアップデート≫
フライト用バッテリーの残量は50%以上あることが絶対条件。
6) 機体の電源がOFFの状態でMicroSDカードを機体カメラジンバル部位にあるスロットに差し込みます。
7) 機体の電源のみをONします。 このとき、送信機の電源はOFFです。
自動でアップデートが始まります。 もし、カレントバージョンと同じか古いファームウェアがセットされた場合はアップデートされません。
アップデート中は機体の電源をOFFにしてはいけません。
アップデートが完了するまで、約25分かかります。
ビープ音「ピッ ピッ ピッ ピッ」 ・・・ アップデートの準備中。 音が変わるまで待ちます。
ビープ音「ピッピッピッピッ ピッピッピッピッ ・・・・」 ・・・ アップデート中です。 根気強く待ちます。
ビープ音「ピーー ピッピッ」 ・・・ アップデートが完了しました。
8) MicroSDカード内にTXTファイルが生成されます。 例) P3X_FW_RESULT_AB.txt
この内容を見れば、アップデートの結果が分かります。
アップデートが成功した場合は、 Result: Success と記述されています。
≪送信機のアップデート≫
送信機のバッテリー残量は50%以上あること。
9) 送信機の電源がOFFの状態で、USBポートにUSBメモリを差し込みます。
10) 送信機の電源をONにします。 60秒後にアップデートが開始されます。
アップデート中は、送信機の電源をOFFにしてはいけません。
アップデートが完了するまで、約10分かかります。
ステータスLEDが青点灯 ・・・ アップデート中
ステータスLEDが緑点灯 ・・・ アップデートが完了
ステータスLEDが赤点灯 ・・・ アップデートに失敗。 再度アップデートを行います。
今回も無事アップデートできましたので、明日の撮影も楽しみです。